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レアルマドリードについて書きます

CL決勝でのジダンの指示まとめ

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15-16シーズン、16-17シーズン、17-18シーズンとCL3連覇を達成したレアル・マドリード。監督であるジダンがCL決勝のハーフタイムにどんな指示を出していたのかまとめる。

 

15-16シーズン アトレティコ・マドリード

我々にとって今、最も重要なことはディフェンス。

ボールを持っていないときには、必ず、5つのラインで守ること。

そういうものだ。持ちこたえないといけない。走らないといけない。

そういうものだ。問題は何もない。

2つ目はグリーズマンについて。

グリーズマントーレスより多くのプレーをする。

彼はライン間でプレーをする。

だから、ペペもしくはセルヒオが彼についていくこと。

そして、マルセロもしくはダニが中に絞ること。

彼らはそうやってプレーをするから、それが一番大事なことだ。

彼らはライン間を使ってプレーする。

もう一つ、ボールをもっているときは、保持し続けること。

それを手放してはいけない。

我々ではなく、彼らに走らせないといけない。

我々がボールをもって、彼らにボールをもたせない。

そうすれば、彼らにとって難しくなる。

でも、それを起こすためには、我々は動かないといけない。全員が。

開いて、広がって、深くして、そしてボールを保持すること。

片方のサイドからもう片方のサイドまで。

落ち着いて、ツータッチでプレーすれば、彼らはより走ることになる。それだけだ。

そして、最後に一つだけ。これは決勝。厳しい戦いになることは分かっている。

全力を出さないといけない。最後まで全力を尽くさないといけない。

我々はリードしている。

このまま続けて、2点目、3点目、4点目をとらないといけない。

行くぞ!

16-17シーズン ユベントス

2つだけ。決勝。難しいゲームになることは分かっている。彼らにとってもそうだ。

我々にとって最も重要なことはディフェンスのときにもっとアグレッシブになること。

いい意味でアグレッシブになること。カードをもらうほどアグレッシブになれと言っているわけではない。

重要なことはその時にその場にいること。

全員がよりタイトになる必要がある。

よりタイトに。そしてアグレッシブに。

ボールを持っていない時には、全員がもっとアグレッシブになる必要がある。

彼らは、4-4-2でプレーしている。

アウベスが高い位置にいて、マンジュキッチも高い位置にいる。

我々は彼らを後退させないといけない。もう少し。

イスコ、我々が守るときには、左サイドにはいって4-4-2でプレーすること。そして、ボールを持っているときには、もう少し高い位置をとること。

我々がボールを持っているときにも、辛抱しないといけない。

そして、外に素早くボールを動かすこと。

マルセロとダニがより高い位置にいなければいけない。もう少し。

我々がボールを持っているときには、彼らはその深い位置で守らなければならない。

ダニとマルセロがそこにいる必要がある。

ルカは、2列目の後ろで、時々、押し上げる必要がある。

そしてイスコは、サイドから逆サイドにプレーするときに、彼らのラインを突破しないといけない。

クリスは前に立って、カリムがその背後。もしくはその逆。

1週間練習してきたように。

プレーし続ければ、ゴールは生まれるだろう。

外側、真ん中でプレーして、パスをする。そうすれば、得点を決められるだろう。

我々がやるべき唯一のことはもう少し広く、速いリズムでプレーすること。

でも、真ん中ばかりでプレーしないこと。サイドから反対のサイドにボールを動かす必要がある。

ディフェンスでは、デュエルして、もう一歩詰めよう。それだけだ。

決勝で、苦しむだろうけど、働き続けよう。苦しむだろうけど、常に落ち着いて。

次のゴールを奪おう。分かった?

行くぞ!

17-18シーズン リバプール

重要なことが2つか3つだけ。

我々がボールを持っているとき、彼らの中盤3枚は前へのプレスをうかがっている。ディフェンスラインでボールを持っているとき。

彼らはそれが上手い。そして、我々に問題を生じさせる。

だから我々はショートパスを出して、そのあとラインを飛び越えるプレーをしよう。

そして、セルヒオやマルセロはラインを飛ばして、深い位置のカリムを見ること。

そうすれば、彼らに問題を生じさせることができる。

イスコはもう少し上がること。相手の中盤3枚の後ろにいること。ライン間で。そしてもう少し右に位置すること。

我々がボールを持っているとき、マルセロは左にいる。クリスとカリムと。

だから、右にはルカとイスコが。もっと前に。

彼らにゲームを渡せば、プレスに来るだろう。きっと来る。激しく来る。

だから、ラファやセルヒオがライン間のより高い位置を狙おうとすること。

ディフェンスでは後ろは上手くやっている。中盤も。

ボールを失った時には、全員が一緒になって戻る必要がある。

ディフェンスでは完璧だったけど、オフェンスではもっとチャンスを作る必要がある。

前半の10分間、我々は相手に問題を生じさせた。チャンスを作った。

これを続ける必要がある。

何よりも落ち着くこと。

彼らも、プレーして、得点のチャンスを作ろうとするだろう。

でも、関係ない。大事なことは、我々が自分たちのプランを続けること。

そして、常にポジティブでいること。

いい?何が起ころうとも、最後の最後まで。

きっと、1回か2回はチャンスを作れるだろう。

重要なのは、自分たちのやるべきことをすること。

ボールを持っているときには、保持しつづけて、あまり派手なことはせずに。

相手がプレスに来たら、ラインを飛び越すパスを探すこと。

行くぞ!