Nのブログ

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レアルマドリードについて書きます

2050年までの年間€29mの返済

El Mundoの記事翻訳。

原文: Así pagará el Real Madrid el Bernabéu: 29 millones al año hasta 2050 | Economía

El Madrid construirá una plaza de 20.000 metros cuadrados en la fachada del Paseo de la Castellana

フロレンティーノ・ペレスはいつも問題なく選手の代理人と交渉できるというわけではないが、36年のビジネス経験から金融機関との交渉術は心得ている。レアル・マドリードの会長は最後まで利子率を下げようとし、資金面においては大きな補強と同等の新しいサンティアゴ・ベルナベウのための計画を来週結ぶことを望んでいる。

保証にはベルナベウが含まれないだけでなく、放映権やスポンサー契約も含まれない。クラブが計画している唯一の保証は将来の収入のみである。それらを保証に、2.5%以下の年利でJP Morgan、Merrill Lynchと来週契約が結ばれることになるだろう。2023年から2050年までの毎年の支払額は約€29mであり、それ以前には€1も支払う必要がない。スペインの財務省が2.3%の利子率で30年の国債を発行していることを考えると、レアル・マドリードはほとんどのスペインの銀行が手を出せない条件で資金を得ることができるだろう。

疑問はこの数字が管理可能であるのかという点とクラブがそのために大きな補強を諦めなければならないのかという点にある。もし昨夏にクリスティアーノの穴を埋めるためにペレスが莫大な金額を投じていたら、より悪い返済能力をJP MorganやMerrill Lynchに見せつけなければならなかったため、ある意味では正しいと言えるだろう。ネイマールやエムバペにつきまとっていれば、良い条件を得ることは難しかっただろう。そしてクラブの幹部たちはそのことが分かっていた。そしてまた、堅実なスタジアムのプロジェクトのために資金を調達することは未知の補強のために資金を調達するよりもずっと簡単であるということも事実である。

年に€750mの収入があるクラブにとっては€29mの額は完全に管理可能であるとクラブでは見られている。それに加え、FFPに影響を及ぼさない方法で資金調達が行われることになる。そのため将来のクラックがやってくるかどうかは成長を続けるクラブの収入次第である。また、ここからの三年間、新たな借金が生み出されないという状況は、ペレスが来シーズンスタジアムを埋めるという難しいチャレンジに挑戦するための余地を残すことにもなる。