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レアルマドリードについて書きます

サンティアゴ・ベルナベウのための融資

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El Confidencialの記事翻訳。

原文: Real Madrid: La medida de Florentino con el crédito del Real Madrid para que no le pinten la cara

 

サンティアゴ・ベルナベウの改修に用いられる融資はレアル・マドリードのオフィスでの最大の秘密の一つになっている。会長はその問題を最大限、注意深く扱いたいと思っている。重要なのは、そのオペレーションがACSでの彼の仕事と関連しないように、難しい対策を実行していることである。それは、特にスペインの銀行と仕事をすることになるのであれば、より難しい。

最初は、Bankiaが融資を担当する銀行として選ばれると思われていた。しかしながら、その後すぐにCaixaBankのCEOであるGonzalo Gortázarがカタルーニャ外でのブランドの拡大を狙って、フロレンティーノ・ペレスに対して€575mの融資を担当させてもらえるように依頼した。

フロレンティーノは周囲のアドバイスを受け、自身が疑われることのないように、周りに予防線を張ることを決めた。そして、会長のこの決断により、ACSが近年働いてきたいくつかのスペインの銀行の可能性が消えるだろう。スペインの銀行と働くことは最も簡単な選択肢であっただろうが。

実際、ベルナベウのオフィスではここ数週間のうちに、中国の銀行の話が出てきている。そして彼らは、フロレンティーノがGortázarに要求したような非常に好ましい条件を提示している。

また、China CITIC Bankがレアル・マドリードとコラボしたクレジットカードを作った際に関係を築いたとする憶測もあったものの、この件とは、無関係である。

融資に興味を持っている中国の銀行は、スペインの銀行がまだ競合している中で、最終的な条件を提示するだろう。レアル・マドリードは、この過去最大の財政オペレーションになる重大な決断を遅らせるつもりはない。しかしながら、このプロセスには時間がかかる。

レアル・マドリードを支配する2人の代理人

SERGIO RAMOS AND MARCELO SELECTED IN FIFA FIFPRO WORLD11 2018

El Confidencialの記事翻訳。

原文: Real Madrid: Así trataron de que Brahim dejase a su agente Pere Guardiola para llegar al Madrid

 

レアル・マドリードがブラヒム・ディアスに興味を持っていることが公のものとなったときに、彼は複数の代理人から連絡を受けた。しかし、ペレ・グアルディオラは選手にレアル・マドリードに行きたいのであればそうすると約束し、選手も彼に対して忠誠を誓った。

このオペレーションにより、ペレ・グアルディオラは2人の代理人によって囲われているレアル・マドリードのロッカールームに入り込んだ。Óscar RibotとRené Ramosである。

Óscar Ribotはフロレンティーノとも関係のある人物である。過去にはスポーツジャーナリストであった彼は、ロナウドロベルト・カルロスといったブラジル人選手と良好な関係を築いた。また、フロレンティーノの息子と関係を築くと、レアル・マドリードの記者として任命された。しかし、その後すぐにクラブを去り、FIFAのライセンスを取得。会社を設立し、BEST OF YOUのCEOとなった。設立後すぐに、クラブと関係を持ち、Miguel Pardeza、Paco de Graciaやグラネロの兄弟であるPedroなどのクラブの元従業員の受け入れ先にもなった。

BEST OF YOUはカゼミーロ、ベンゼマ、オドリオソラ、グラネロ、カナーレスや現役を引退したアルベロアシャビ・アロンソロベルト・カルロスフィーゴ、カカらの代理人を行っている。また、アルバロ・アルベロアの兄弟であるYago Arbeloaが経営するHello Media Groupとのコラボにより、フロレンティーノと近いクラブ内のセクターとの関係を築いている。特に、アルバロ・アルベロアがアンバサダーとしてクラブに復帰してからは、よりフロレンティーノと近い関係を築いている。

そして、René Ramosはセルヒオ・ラモスの兄弟であり、RR-Soccer Management Agencyのオーナーである。最初は兄弟の代理人であった彼は、徐々に市場での影響力を増していき、今では、セルヒオ・ラモスと近い関係を持つマルセロやダニ・セバージョス、ケイラー・ナバスらの一時的あるいは永続的な代理人である。

ジョルジュ・メンデスがより投資や大規模な資金調達に目を向けていることに伴い、RibotとRené Ramosがチーム内での影響力を増している。また、彼らはバルデべバスの隠れたダイアモンドを見つけるべく、下部組織にもネットワークを広げている。そうしてRamosはオスカル・ロドリゲスと契約し、Ribotはへラベルトと契約している。

C・ロナウドなしのサンティアゴ・ベルナベウ

El Confidencialの記事翻訳。

原文: Real Madrid: Los problemas del Real Madrid para llenar el Santiago Bernabéu sin Cristiano Ronaldo

レアル・マドリードは、サンティアゴ・ベルナベウの観客の減少によって、クリスティアーノ・ロナウドとの決別による影響に気づいている。最初の兆候は8月19日のリーグデビュー戦に現れた。その日の観客の数は48,466人であり、それは過去10年間で最も低い数字であった。2009年5月24日のリーグ最終戦の44,270人以来それを下回る数字はなかった。

レアル・マドリード内では、それはサマーバケーションと日曜の遅い時間のキックオフのせいであると考えられていたが、次の試合でもその傾向は続き、81,044の観客を収容するベルナベウは満員には程遠かった。今シーズン、最も観客を集めた試合はダービーのアトレティコ・マドリード戦(78,562人)、次にバレンシア戦(69,563人)、そしてソラーリのホームデビュー戦となるバジャドリード戦(68,120人)。

そして、クラブの興味を引き付けたのは、ラージョ戦で55,229人しか観客が入らなかったこと。これは、ホームでCSKAに惨敗した次のゲームであり、人々の心がソラーリのチームから離れていた。この観客の少なさは、何よりも悪い試合や新しい顔がいないことによって説明される。クリスティアーノは去ったが、新たなクラックはやってこなかった。退屈で、魅力的でないフットボール。レバンテ戦やCSKA戦ではブーイングも響いていた。

レアル・マドリードは再びスタジアムに戻ってきてもらうための解決策を探している。派手であり、ゲームを向上させるビニシウスの効果も弱まってきている。しかし、何よりも勝利によってファンを引き付けることができる。

シーズンの最初の4ヶ月が過ぎ、ベルナベウは過去10年で最低の観客数を記録した。リーガでは最大収容数の78.7%のみしか観客が集まっていない。ちなみに、前年の数字は82.1%。この数字は14/15シーズンの90.8%、11/12シーズンの91.4%、09/10シーズンの91.7%から程遠い数字である。この観客の減少は他のコンペティションでも同様であり、CLの最初の3試合で77.4%であり、前年の93%からこちらも程遠い。

クラブワールドカップを制し、2019年に観客が増えるのかどうか見てみよう。

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アメリカ市場の拡大とドンチッチ

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El Confidencialの記事翻訳。

原文: Real Madrid: El Real Madrid apuesta por el mercado yankee y Doncic será su embajador en EEUU

レアル・マドリードはすでに2019年に向けて、動いている。

チームの刷新とともに、サンティアゴ・ベルナベウの改修の開始が優先事項。

ネイマールはメディアに対する影響の大きさから、ターゲットであり続ける。

サッカー選手として、ネイマールC・ロナウドのみが20社以上の広告と契約をしている。

 

クラブの中長期的な成長のために、その他の重要なポイントがある。

そのために、David Hopkinsonが重役として招かれた。

1つ目がレアル・マドリードブランドの向上。

そして、2つ目は中国、アメリカにおける影響の拡大。

サッカーがそれほど発展していない2つの巨大なスポーツ市場を活用することが狙い。

レアル・マドリードはすでに北京にオフィスを構えており、Hopkinsonはアメリカにもオフィスを構えることを計画している。

2026年にアメリカ、カナダ、メキシコの3ヵ国でW杯が開催されることもレアル・マドリードにとってチャンスになり得る。

レアル・マドリードソーシャルネットワーク(Facebook, Twitter, Instagram)で200mのフォロワーがいることも鍵となり得る。ちなみに、そのうち3%のみがスペインの居住者。

 

レアル・マドリードの下部組織出身であり、NBAで華々しくプレーしているルカ・ドンチッチの存在は、アメリカでのレアル・マドリードブランド向上のために重要になり得る。

Hopkinsonにとって、ドンチッチは、サッカーも含むアメリカでのレアル・マドリードのイメージ拡大のためのアンバサダーである。

2019年は、レアル・マドリードアメリカ市場拡大のための重要な年になり、ドンチッチはそのための最高のイメージである。

CWCの報酬と名誉

Palco 23の記事翻訳。

原文: Real Madrid: prestigio y 5 millones en juego con el Mundial de Clubes | Palco23

レアル・マドリードの目的はクラブブランドの向上と€5mの利益を得ること。

優勝チームには€5m、準優勝チームには€4mが与えられる。

CLでは1試合勝利するたびに€2.7mが与えられることを考えると、ヨーロッパのチームの多くが金額の低さに不満を持っている。

現在のスポンサーはAdidas Gazprom, KIA, Qatar Airlines, Visa, Wanda and Alibaba。

Adidasは15年で約$800mの契約。

Gazpromは2015年に2018年まで、$150m。

KIA MotorsとHyundaiは2007年に$220m。

Qatar Airlinesは5年で$300m。

Visaは5年で$230m。

FIFAが内部抗争により、信頼の低下。スポンサー集めに苦戦する中、最後に加わったのが、WandaとAlibaba。

 

影響度の低さからFIFAクラブワールドカップの刷新を画策。

影響度の低さの理由の一つは、ヨーロッパのチームの少なさと開催時期。

1つのアイデアは、24チームが参加するミニワールドカップを4年に1回開催すること。

24チームの内、12チームがヨーロッパのチーム。

このプロジェクトが実施されれば、2033年までに€20,300mの収入の大幅な増加。

UEFAは、ビッグクラブのみが儲かり、経済格差が大きくなるとし、このプロジェクトを拒否。

レアル・マドリードバルセロナなどのいくつかのクラブの承認を得たものの、UEFAの承認がなければ、フォーマットを変更することはできない。

FIFAが大会の刷新を決めれば、1960年から続いた大会が終わりを迎えることとなる。

CL決勝でのジダンの指示まとめ

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15-16シーズン、16-17シーズン、17-18シーズンとCL3連覇を達成したレアル・マドリード。監督であるジダンがCL決勝のハーフタイムにどんな指示を出していたのかまとめる。

 

15-16シーズン アトレティコ・マドリード

我々にとって今、最も重要なことはディフェンス。

ボールを持っていないときには、必ず、5つのラインで守ること。

そういうものだ。持ちこたえないといけない。走らないといけない。

そういうものだ。問題は何もない。

2つ目はグリーズマンについて。

グリーズマントーレスより多くのプレーをする。

彼はライン間でプレーをする。

だから、ペペもしくはセルヒオが彼についていくこと。

そして、マルセロもしくはダニが中に絞ること。

彼らはそうやってプレーをするから、それが一番大事なことだ。

彼らはライン間を使ってプレーする。

もう一つ、ボールをもっているときは、保持し続けること。

それを手放してはいけない。

我々ではなく、彼らに走らせないといけない。

我々がボールをもって、彼らにボールをもたせない。

そうすれば、彼らにとって難しくなる。

でも、それを起こすためには、我々は動かないといけない。全員が。

開いて、広がって、深くして、そしてボールを保持すること。

片方のサイドからもう片方のサイドまで。

落ち着いて、ツータッチでプレーすれば、彼らはより走ることになる。それだけだ。

そして、最後に一つだけ。これは決勝。厳しい戦いになることは分かっている。

全力を出さないといけない。最後まで全力を尽くさないといけない。

我々はリードしている。

このまま続けて、2点目、3点目、4点目をとらないといけない。

行くぞ!

16-17シーズン ユベントス

2つだけ。決勝。難しいゲームになることは分かっている。彼らにとってもそうだ。

我々にとって最も重要なことはディフェンスのときにもっとアグレッシブになること。

いい意味でアグレッシブになること。カードをもらうほどアグレッシブになれと言っているわけではない。

重要なことはその時にその場にいること。

全員がよりタイトになる必要がある。

よりタイトに。そしてアグレッシブに。

ボールを持っていない時には、全員がもっとアグレッシブになる必要がある。

彼らは、4-4-2でプレーしている。

アウベスが高い位置にいて、マンジュキッチも高い位置にいる。

我々は彼らを後退させないといけない。もう少し。

イスコ、我々が守るときには、左サイドにはいって4-4-2でプレーすること。そして、ボールを持っているときには、もう少し高い位置をとること。

我々がボールを持っているときにも、辛抱しないといけない。

そして、外に素早くボールを動かすこと。

マルセロとダニがより高い位置にいなければいけない。もう少し。

我々がボールを持っているときには、彼らはその深い位置で守らなければならない。

ダニとマルセロがそこにいる必要がある。

ルカは、2列目の後ろで、時々、押し上げる必要がある。

そしてイスコは、サイドから逆サイドにプレーするときに、彼らのラインを突破しないといけない。

クリスは前に立って、カリムがその背後。もしくはその逆。

1週間練習してきたように。

プレーし続ければ、ゴールは生まれるだろう。

外側、真ん中でプレーして、パスをする。そうすれば、得点を決められるだろう。

我々がやるべき唯一のことはもう少し広く、速いリズムでプレーすること。

でも、真ん中ばかりでプレーしないこと。サイドから反対のサイドにボールを動かす必要がある。

ディフェンスでは、デュエルして、もう一歩詰めよう。それだけだ。

決勝で、苦しむだろうけど、働き続けよう。苦しむだろうけど、常に落ち着いて。

次のゴールを奪おう。分かった?

行くぞ!

17-18シーズン リバプール

重要なことが2つか3つだけ。

我々がボールを持っているとき、彼らの中盤3枚は前へのプレスをうかがっている。ディフェンスラインでボールを持っているとき。

彼らはそれが上手い。そして、我々に問題を生じさせる。

だから我々はショートパスを出して、そのあとラインを飛び越えるプレーをしよう。

そして、セルヒオやマルセロはラインを飛ばして、深い位置のカリムを見ること。

そうすれば、彼らに問題を生じさせることができる。

イスコはもう少し上がること。相手の中盤3枚の後ろにいること。ライン間で。そしてもう少し右に位置すること。

我々がボールを持っているとき、マルセロは左にいる。クリスとカリムと。

だから、右にはルカとイスコが。もっと前に。

彼らにゲームを渡せば、プレスに来るだろう。きっと来る。激しく来る。

だから、ラファやセルヒオがライン間のより高い位置を狙おうとすること。

ディフェンスでは後ろは上手くやっている。中盤も。

ボールを失った時には、全員が一緒になって戻る必要がある。

ディフェンスでは完璧だったけど、オフェンスではもっとチャンスを作る必要がある。

前半の10分間、我々は相手に問題を生じさせた。チャンスを作った。

これを続ける必要がある。

何よりも落ち着くこと。

彼らも、プレーして、得点のチャンスを作ろうとするだろう。

でも、関係ない。大事なことは、我々が自分たちのプランを続けること。

そして、常にポジティブでいること。

いい?何が起ころうとも、最後の最後まで。

きっと、1回か2回はチャンスを作れるだろう。

重要なのは、自分たちのやるべきことをすること。

ボールを持っているときには、保持しつづけて、あまり派手なことはせずに。

相手がプレスに来たら、ラインを飛び越すパスを探すこと。

行くぞ!